【脱おじさん】MA-1のコーデは難しい?ダサく見える着こなし例と垢抜けコーデ3選!

冬の定番アウターのMA-1!米軍由来の機能服でありながらタウンユースでも定番となりつつあるMA-1ですが、意外と難しいと思われているのも事実。
→ダサい
→おじさんっぽくなる
こんな悩みを持っている方も多いのでは無いでしょうか?
でもコレ、NGな着こなしを避けるだけで解決出来るんです!
そんな着こなし術を元読モデル&ジーンズソムリエの私が、失敗例3つと、成功例を徹底解説します!!身長170cm体重68kgなので中肉中背です。
よって日本人が再現しやすいと思いますのでぜひ試して下さい!
まずNGを把握!初心者が避けるべきMA-1の着こなし3選
MA-1がダサくなる、おじさんっぽくなるNGな着こなしは主に3つあります。
- インナーの着丈が長すぎる
- アースカラーと合わせる(ベージュ、ブラウン、カーキ等)
- 軍物のパンツを合わせる
以上が主な理由です。それぞれ写真付きで詳しく見てみましょう。
1.インナーの着丈が長すぎる
まずは写真をご覧下さい↓

ご覧の通り、インナーがだらんと長いと全体のバランスが悪くなり、ダサく見えてしまいます。
モード系ファッションなどでインナーを長く見せる事もありますが、その他の服のデザインやシルエットを選ぶので一般的には手を出さない方が無難です。
また、前から見た印象を良くするため着丈を上手く整えたとします↓

スッキリした着丈で見た目が良くなったと思いきや、バックスタイルに注目↓

ご覧の通り、後ろは着丈がだらんとしてしまいます。これはMA-1の構造的な問題です。
MA-1はフライトジャケット。つまり戦闘機に乗る時の機能服です。コックピットに乗った時に後ろの着丈が長いとシートとの間に挟んでしまいます。
こうならないように後ろの丈が短くなっています。
よってインナーの着丈には気を使うべきなのです。
目安としてはMA-1の着丈からはみ出る幅は6〜7cmくらいまでに納めるのが良いでしょう。
2.アースカラーと合わせる(ベージュ、ブラウン、カーキ等)
まずは画像をご覧下さい↓

ご覧の通り、少しおじさん感ありますよね?
MA-1はアースカラーと言う色味に分類されます。
パンツもアースカラーで一見、統一感があって良いように感じますが、アースカラーとアースカラーを合わせてしまうとどうしても土臭い色味となりオシャレとして見られにくくなってしまいがちです。
MA-1に細身のチノパンを合わせたスタイルはもはやおじさんの着こなしの代名詞となりつつあります。
先程の1の例で挙げたコーディネートもアースカラーのパンツを合わせていますが、、、
前のファスナーを閉めてしまうとインナーの色味が見えず、アースカラーの割合がコーデの大半を占めてしまうので、もし上下アースカラーを合わせるのであれば前のファスナーは開けてインナーの色味をチラ見せさせると良いでしょう。
とはいえ寒い日はファスナーも閉めたいでしょうから、上下アースから初心者は避けるべき着こなしの一例です。
3.軍物のパンツを合わせる
まずは写真をご覧下さい↓

これまた陥りがちなNG例です。
MA-1は軍物の洋服であり、ここに軍物のパンツを合わせると軍のコスプレ感が出てしまいます。
また、軍物も基本的にはアースカラーとなり、2で述べたアースカラー同士の合わせとなりおじさん感が出て垢抜け感が出しにくくなります。
あえて軍と軍で合わせてその他でハズすというテクニックもありますが、初心者は避けるべき着こなしとなります。
それではこれらを踏まえてMA-1の垢抜けコーデを次章で解説します!
MA-1を使った垢抜けコーデ3選
それではNGを踏まえてMA-1を使った垢抜けコーデを3つ解説します。
↓垢抜けコーデ例①↓

◎着用アイテム
MA-1→vintage
ハット→stetson
シャツ→シャンブレーシャツ
ベスト→ブラウンズビーチベスト
パンツ→USEDワークパンツ
靴→alden タッセルローファー
あれ?アースカラー(ブラウン)のパンツを合わせてるじゃん?
その通りです!NG例で述べたアースカラーは避けるべき配色ですが、インナーから水色のシャンブレーシャツを覗かせて差し色を入れつつ、全体を暗めなトーンで抑えたコーディネートです。
インナーのごま塩ベストも綺麗目で色のトーンが抑えられているので全体的に渋く大人なMA-1の着こなしを演出しました!
↓垢抜けコーデ例②↓

◎着用アイテム
ハット→M-37デニムハット
L2-B→60s vintage※
8ozデニムジャケット→Buko work clothing
購入はこちら
チノパン→US.ARMY
靴→alden タッセルローファー
※MA-1ではなくシルエット、形が似たL2-Bというモデルを着用してます。
あれあれ?またアースカラー(ベージュ)じゃん!これまたその通り。
しかしながらインナーのデニムと帽子のデニムを合わせ、デニム×デニムの着こなしの方に目線を誘導しています。これによって土臭さよりインディゴブルーの印象が強くなります。
アースカラー×アースカラー&デニム×デニムで統一感を演出し、ローファーでキレイ目にまとめました!
↓垢抜けコーデ例③↓

◎着用アイテム
ハット→stetson
L2-B→60s vintage※
スウェット→champion90s
8ozデニムパンツ→Buko work clothing
購入はこちら
靴→alden タッセルローファー
バンダナ→USED
MA-1×スウェット×デニムパンツ!!
まさにアメカジの代名詞的なアイテムを全部乗せしました!
MA-1の色味の合うパンツを一つ挙げろ!と言われたら間違いなくデニムパンツを選びます!オリーヴカラーとインディゴブルーはもはや最強の相性ですね!
色味がもう一つ欲しいコーデなので、ハットのベージュと色の相性が良く、更にMA-1の色の反対色となる赤いバンダナを差し色として活用。
定番ながら遊びを効かせたスタイルを演出しました!
あとがき
◎いかがでしたか?今回のNG例をまとめると↓
1.インナーの着丈に注意する
→だらしなくダサいを回避!!
2.アースカラー同士に注意する
→野暮ったくおじさんっぽいを回避!!
3.軍×軍にならないようにする
→軍のコスプレ回避!
この3つを避けるだけで、MA-1の着こなしは劇的に変わります。
また、王道の「MA-1×スウェット×デニム」コーデは、差し色のバンダナやハットを一つ加えるだけで、定番ながらも「遊び心」のあるスタイルへと昇華します。
ファッションに正解はありませんが、「失敗の法則」は存在します。この法則を避けながらあなたも今日からMA-1で差がつく大人のアメカジを楽しんでください!
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